鹿児島鰻の養鰻場があり、日本一の養殖ウナギ生産地である鹿児島・大隅地域は日本列島の南端に位置します。
浜松、三河といった産地に比べ、決して交通の便はいいとは言えませんが、物流方法の進化によって、活うなぎを元気なまま、関東、関西の大都市圏をはじめとした全国各地にお届けできます。
大きさごとに分別され、シャワーを浴びたザルの中で出荷を待つ活うなぎをどのような状態で出荷するのか?
出荷前のウナギは、くねくねとザルの中で動き回り、活きの良さ満点です。
そのウナギをポリ袋に入れて酸素を注入し、袋の口を輪ゴムで結びます。
あとはウナギが入ったポリ袋を配送用のダンボール箱に入れるだけ。
この状態でうなぎはかなりの時間、生きることができます。
生きたままの元気なうなぎを、東京、大阪などの大消費地にお届けすることができるから、鹿児島は日本ナンバーワンの養殖ウナギの生産地であり続けることができるのです。