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鰻はどこまで大きくなる?
鰻のサイズがどう決まるのか解説
1メートルを超えるサイズの巨大鰻が登場!
先日、島根県飯南町の来島ダムで体長 1.1メートル、重さ2.9kgの巨大ウナギが釣り上げられたとのニュースがありました。 うなぎの平均的な体長は 50~60cm ですが、大きなものは 1m を超えることもあります。特にオオウナギは 2m になることもあります。 しかしながら、ニホンウナギでここまで大きく育ったものが見つかるというのは大変珍しいです。記録にある限り、国内最大級のサイズといってもよいでしょう。 今回は、鰻がどこまで大きくなるのか、その条件について解説します。成長に影響する要因は、環境や性別の違い
うなぎの成長は、生育環境や性別によって大きく異なります。 特に、雄のうなぎは大きくなると身や皮が硬くなりやすく、雌は柔らかい身が特徴です。 市場で一般的に求められるのはおよそ50~60cmのサイズで、1尾当たり200~250gくらいの重さで出荷されています。一方、雌のうなぎは雄に比べて大きくなり、身が柔らかいことが知られています。 うなぎが適正となるサイズを大幅に上回ると、身の質が変わり、食味が落ちることがあるため、養殖しているうなぎは大きく育ってしまう前に、出荷するのです。ですので、今回の1.1mを超えるような巨大うなぎは、あまり美味しく食べられそうではありません…… とはいえ、通常の倍以上のサイズのうなぎはなかなか迫力があり、食べごたえもありそうです。鹿児島鰻の養殖の特徴
鹿児島鰻では、広々とした場所で鰻をのびのびと成長させ、独自の餌を与えています。 この餌はオリジナルの魚粉を主原料とした配合飼料で、飼料メーカーと協議しながら研究を重ね生み出しました。餌には、うなぎの健康や成長に必要な栄養素がバランスよく含まれており、身や皮が柔らかく美味しく仕上がります。また、新鮮なうちに出荷するのも特徴です。冷凍されていない、生きたままのうなぎは、臭みや水っぽさがありません。 今回は、鰻のサイズはが種類や性別、そして環境や飼育方法によって変わることをお伝えしました。 鹿児島鰻では、美味しく鰻を食べることができる、最適なサイズと品質を日々追求しています。美味しいうなぎを食べてみたい方は、ぜひ一度当養鰻場のうなぎをご賞味ください。